日本ブリーフサイコセラピー学会

日本ブリーフサイコセラピー学会 第32回 東京オンライン大会
The Japanese Association of Brief Psychotherapy Annual Meeting

20分でわかる!ブリーフサイコセラピー

理論編 9月10日(土) 11:10~11:30
実践編 9月10日(土) 11:40~12:00

 ブリーフサイコセラピーの代表的なアプローチを“つまみぐい”する企画です。昨年度好評だった企画を、今年も開催します!今回は、ブリーフサイコセラピーの代表的な4つのアプローチを、「理論編」と「実践編」とに分けて、8名の講師の先生方にレクチャーしていただきます。
 同じアプローチを「理論編」→「実践編」と続けて参加するもよし!知らないアプローチは「理論編」、身近なアプローチは「実践編」と、別のアプローチに参加するもよし!お好きな組み合わせでご参加ください。
 アーカイブを残したり、事後配信をする予定はございません。あらかじめご了承ください。


11:00
【第1会場】
20分でわかる!ブリーフサイコセラピー(理論編)
【第2会場】
20分でわかる!ブリーフサイコセラピー(理論編)
【第3会場】
20分でわかる!ブリーフサイコセラピー(理論編)
【第4会場】
ブリーフサイコセラピー(理論編)
11:40
【第1会場】
20分でわかる!ブリーフサイコセラピー(実践編)
【第2会場】
20分でわかる!ブリーフサイコセラピー(実践編)
【第3会場】
20分でわかる!ブリーフサイコセラピー(実践編)
【第4会場】
20分でわかる!ブリーフサイコセラピー(実践編)


11:10~11:30
第1会場

エリクソニアン・アプローチ(理論編)

大多和二郎(サンテコンサル横浜)
 エリクソニアン・アプローチは人の個性を尊重し、体験を喚起していくことが特徴で、面接場面での相互関係の中で、自然な変化を引き起こしていきます。今までになかったそのスタイルは、その後の多くの心理療法に直接、間接的に大きな影響を及ぼしています。今回は、アプローチの原点となるエリクソニアン催眠の基礎的なところを解説します。
第2会場

解決志向アプローチ(理論編)

遠山宜哉(岩手県立大学)
 SFAの理論は単純明快だが、実際には難しいと言われます。実践が難しいのはどんなアプローチでも同じはずですから、理論の単純さに騙された感じがするということなのでしょう。では、どういう点に騙されがちなのか、という点から私の知るところをお伝えします。SFAは臨床基礎論のような意味合いも持ちますから、一つの技法とのみ考えずに、いろんな発展の可能性を考えていければと考えています。
第3会場

システムズアプローチ(理論編)

吉田卓矢(やまき心理臨床オフィス/災害医療センター)
 システムズアプローチは、ものごとをセットでとらえる視点を活用したアプローチです。
 システムズアプローチに少しでも触れたことがある多くの方は、達人の鮮やかな介入に目を奪われてしまいます。その実、鴨の水掻きのような地道な実践が大切です。素朴な風味のシステムズアプローチ理論編を“つまみ食い”しにいらしてください。
第4会場

ナラティヴ・アプローチ(理論編)

荒井浩道(駒澤大学)
 ホワイト&エプストンをはじめとするオセアニア系のいわゆる「ナラティヴ・セラピー」だけではなく,広い意味でのナラティヴ・アプローチ(コラボレイティヴ,リフレクティング,ダイアローグ系のアプローチ,さらには“ナラティヴ的”といえるアプローチも含みます)についてお話できればと思います.
 「ナラティヴ・アプローチ」のマッピングを行い,それぞれの特徴を整理することができればと思います.
11:40~12:00
第1会場

エリクソニアン・アプローチ(実践編)

盛林直道(群馬県立精神医療センター)
 エリクソニアン・アプローチでは、利用(Utilization)という概念を大切にしています。クライエントが持ち込んだもの全てを大切にし、利用することをエリクソンは教えました。今回はこの概念を用いた催眠誘導をお示しし、一緒に学びを深められたらと考えています。
第2会場

解決志向アプローチ(実践編)

相模健人(愛媛大学教育学部)
 解決志向アプローチ(Solution-Focused Approach:SFA)の実践編になります。SFAはさまざまな臨床現場で用いられていますが、今回はスクールカウンセラーでの事例をご紹介します。会話を見ていただくことで、どのようにSFAを実践していくのかの参考にしていただければと思います。20分の短い間ですが、よろしくお付き合いください。
第3会場

システムズアプローチ(実践編)

安江高子(関内カウンセリングオフィス)
 システムズアプローチのセラピストは、面接の中でなにをとらえ、それをどのように理解し、どう自分自身の言動に結びつけているのか。クライエントとの具体的なやりとりを示しながら、「鴨の水掻き」の詳細にクローズアップするような、理論と実践の橋渡しになるような、そんな事例提示にしたいと考えています。
第4会場

ナラティヴ・アプローチ(実践編)

田崎みどり(長崎純心大学)
 ナラティヴ・セラピーのなかで最も「わかりにくい」とされるのが「コラボレイティヴ」です。「無知の姿勢」というキーワードは知っていても、実際どうすることなの?とよくききます。そこで今回は、コラボレイティヴの肝である「無知の姿勢」について、事例を用いわかりやすく解説します。
 コラボレイティヴって何?という方も問題ありません。コラボレイティヴは「わからなさ」が鍵!どうぞ「わからなさ」と共にご参加ください。

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